【高取由布子】展示開催のお知らせ

2026年9月12日(土)より、福岡 高取焼 高取八仙窯 高取由布子さんの個展を開催いたします。
福岡藩主・黒田長政のもと、16世紀末に始まった「高取焼」。茶の湯の文化と深く結びつき、茶人・小堀遠州の「綺麗さび」の美意識を現代に受け継いでいます。
凛とした佇まいの奥にひそむのは、消えゆくものの儚さと、巡る季節の気配。いまの私たちの日常にふっと静かな余白を差し込んでくれる、愛おしく澄んだ一器です。
高取由布子よりーー
私は、約四百二十年続く高取焼の窯元に生まれ育ちました。
高取焼の美しさは、凛とした薄造りの佇まいと、炎の中で生まれる釉薬の景色。
そこには、目に見えない時の流れが留まっているように感じます。
私が惹かれるのは、満ち足りた豊かさと、いつか失われる儚さ。
その「あわひ」に宿る美です。
季節は巡り、景色は移ろう。
限りある時の中にふと現れる静かな輝きを、形にしたいと願っています。
「東京残香」
童謡「春の小川」のモデル、河骨川に思いを馳せました。
かつて東京・渋谷区を流れ、都市の発展とともに姿を消した清流。
その水の面影は、地名や道の起伏、かつての川筋が形成した道の中に残されています。
もう見えなくなったもの。 かつてのせせらぎ。 その気配を高取焼に重ねました。
東京に積み重ねられた時と記憶の余韻。
日常のふとした名もないひと時の美しさを感じていただく小さなきっかけとなれましたら幸いです。
【会期】
2026年9月12日(土)〜9月23日(水)
※金・土・日・祝日 12:30〜18:00営業
最新の営業日時は、公式Instagramをご覧ください。 @iegnim_
※作家在廊日:9月12日(土)、13日(日)、22日(火・祝)、23日(水・祝)
【会場】
IEGNIM
東京都渋谷区西原3-11-5 1F
(代々木上原駅北口1より徒歩1分)
https://share.google/qaD0s0N15ZGn3YBcL
【作家プロフィール】
高取由布子
1989年、福岡県生まれ。大学でインダストリアルデザインを専攻後、自転車で九州へ帰郷。祖父である十三代高取八仙(現・宗仙)および父・十四代当主のもとで茶陶を学ぶ。高取焼の伝統と美意識を基盤に、自身の陶表現を探求。
https://www.instagram.com/yuko_takatori/
https://www.instagram.com/takatori_hassengama/
※展示会開催前に混雑が予想される場合には、整理券を配布し人数を制限させていただくことがございます。
※商品のお会計はキャッシュレス決済のみとなります。